【ジャーナリング機能/ジャーナリングファイルシステム】 Journaling file system
・ディスクに障害が発生した際の備えとして、ファイルの更新内容や履歴のバックアップを保存しておく機能。
また、その機能を持ったファイルシステムを「ジャーナリング ファイル システム」という。
<追記>
・以下、ネットを調べまくった結果の記事です。たぶんあっているとは思いますが、鵜呑みにしないでね。
ジャーナリングとは、「実行記録(=Journal)を定期的に記録する技術」のことで、元はデータベースで用いられてきた技術。
手順は、
1 実際のデータ領域に対して作業する前に、操作内容をログ(=ジャーナル)として書き出す(記録する)。
2 書き出し完了したジャーナルログを再生することで、実際のデータを更新する。
3 更新完了し、不要となったジャーナルログを廃棄する。
の三段階。
・ジャーナルログの記録が完了する前にシステムに異常があった
→実データは手つかずで残っている。
・ジャーナルログの再生時に異常が発生した
→再起動時に「未完了分の再生を続ける(=更新を完了させる)」か、「記録済みジャーナルログの操作を元に戻す(=更新を無かったことにする)」のどちらかを実施する。
結果として、異常が発生しなかったのと同じ状態を保つことが出来る。
という仕組み。
参考:
通信用語の基礎知識
ジャーナリングファイルシステム@IT
ジャーナリングファイルシステムが保護する「情報」/ こちらはLINUXのお話ですが。
【メモリ】 memory
・コンピュータ内で、データやプログラムを記憶する装置。
単純に[メモリ]と言う場合、半導体記憶装置を指す場合がほとんどとなる。これはCPUが直接読み書きをするRAMやROMを指す。
【RAM】 Random Access Memory
・半導体素子を利用した記憶装置。コンピュータのメインメモリ(主記憶装置)に利用される。メインメモリのことをRAMと呼ぶこともある。
データの読み書きを電気的に行うため、動作が高速で、CPUから直接アクセスできるが、単位容量あたりの価格が高いため大量には使用できない。また、電源を切ると内容が失われてしまうという欠点がある。
【メインメモリ】 主記憶装置
CPUがRAMを利用して作業をするための領域。コンピュータの性能を大きく左右する重要な要素となる。
ただしこのメインメモリのデータは、PCの電源を切ると解放され、残らない。パソコンがフリーズしたときに電源を切ると回復するのは、このメインメモリの処理が空回りしていたり、いっぱいいっぱいになっちゃってることが多いためです。
【ROM】 Read Only Memory
・読み出し専用記憶装置。書き換える必要のない情報や、書き換えられては困る情報を記憶させたのち、読み出しのみに使用する。
電源投入時、最初に読み込まれるプログラムの記憶などに使われる。
【フラッシュメモリ】flash memory
・書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリ。フラッシュEEPROMまたはフラッシュROMとも言う。
現在はUSB形式のフラッシュメモリ(別名をUSBメモリ)が主流となっている。
【EEPROM】Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory
不揮発性メモリの一種。
専用の機器(ロムライター)を使うことでのみ、内容の書き換えが可能(PC起動時のロゴなどは、このEEPROMに記憶されている・・・はず)。
【
不揮発性メモリ】 Non-volatile memory
・別名を[不揮発性記憶装置(英: non-volatile storage)]とも言う。
コンピュータで使われる記憶装置の一種で、電源を供給しなくても記憶を保持するものを指す。逆に電源を供給しないと記憶が保持できないメモリは[揮発性メモリ]と呼ばれる。

:[メモリ]ですが、単純に【記憶装置】という意味合いもあるので、広義にはハードディスクやフロッピーディスクなんかの外部記憶装置も含まれます。ただ個人的には、そういう表現をする人ってのは「知ったかぶり」もしくは「勘違い」だと思うね。

:なんで?

:わかってる人にさ、HDDをメモリっていうと混乱するし、わからない人にHDDをメモリって言ったって、通じないぢゃん。

:あー。

:昔のMac使いにいるんですよ。HDDとメモリの区別がつかない人。

:ところで、EEPROMの「はず」って何?

:んー、10年くらい前にさ、Romライターが手に入った~って楽しそうな友人が、私のPCの起動ロゴ、変えてくれたのよ。

:へー。

:星野金属工業のWindy・・・ベアボーンタイプでね、「パンドラ」ってシリーズだったの。んで、ロゴをパンドラボックスに。

:へ?

:パンドラの中に詰まっているのは希望という名の夢でしょうか、絶望でしょうか。うふふ。
【FAT】
File Allocation Table ハードディスクやフロッピーディスクにファイル(データ)を保存するときに使われている仕組みのひとつ。
・ファイルが保存されている場所を、一覧表のようにして管理する。
・いくつかのバージョンがあり、数字が大きいほど管理できるデータが増える。
【Fat16】
Windows 95まで使われていた方式。
・2GBまでしか管理できないため、それ以上の容量がある場合は複数のパーティーションに分ける必要がある。
◆数値は間違ってません。1ケタですょっ><
【FAT32】
・後期の Windows 95(ORS2)や Windows 98 で採用された方式。
・Windows2000,XP,Macintosh、Linux でも利用可能。
・4GB以上のファイルは扱えない。
・新規のフォーマット作業では、意図的に32GiBまでの制限が設けられている。そのため、32GiBを超えるサイズのボリュームを作成するには、サードパーティー製のフォーマットツールを利用する必要がある。
【NTFS】
NT File System・Windows NT/2000/XPで使われるファイルシステム。
・MacOSに於いては、OSX以降であれば、必要なプログラムを追加インストールすることで利用可能になった。
・複数ユーザがアクセスするサーバでの運用を念頭において設計されているため、アカウントごとのアクセス権設定機能を持つ(FAT/FAT32ファイルシステムにはない)。
Windows 2000以降で使われているNTFS(NTFS 5、NTFS 2000等)はジャーナリングファイルシステムとしての機能を持つようになり、突然の停電などに見舞われた時にデータが失われる可能性が低くなっている。
また、Windows 2000のNTFSでは、ファイルシステムレベルでの暗号化なども可能になっている。
【パーティーション】
1台のハードディスク内部を、複数の領域に区切ること。一部データが破損しても、パーティションで区切ってあれば他の領域は無事であることも多い。
・Windowsは、通常CドライブにOSをインストールします。そのため、追加インストールするソフトウェアも、大半はCドライブ内にインストールするように設定されています。
市販のPCは、1台のHDDを[Cドライブ][Dドライブ]にパーティション分けし、CドライブにOS(リカバリ領域含む)をインストールしてあるものが大半です。
また、ピクチャフォルダなどもWindowsフォルダ内に出来るため、Cドライブに格納されます。そのためにCドライブが圧迫されて、でもDドライブは空っぽ、なんてこともあったり。 ていうか、システムフォルダは肥大するにきまっているのに、Dドライブの2割以下しか用意しないという考え方は如何なものだろう。
参考先:
日経PCオンラインDELLサポートfaqMac Fan.jp
【実体験】
・1台のHDDをC、Dに区切ってあるノートPCで、OSが死んだことがあります。その際、Cドライブのデータ(お気に入りなど)はサルベージできませんでしたが(アクセス中に、必ずPCがフリーズするので)、Dドライブデータは意外とあっさりすくい上げることが出来ました。
ノートPCから、物理的にHDDを取り外す作業を「あっさり」と言っていいなら、ですが。
【今は昔のハードディスク】
今は昔、Windows95や98が主流だったころのハードディスクというのは、1GB何万円、の世界でした。
私が持ってたのが、「5インチダブルハイト10GB」のHDDで、当時のお師匠さまが「どこぞで廃棄された業務用コンピュータから引き抜いた」ものでした。
ダブルハイト=「2台分の高さ、厚み」と思ってもらっていいんですけど、当時のHDDって、今のものから見たら分厚いんですよ。実質、4台分積み重ねたに等しいサイズで、重かったなー…。