
: difficult. Very difficult...
論文などでは、ソース=出典を明記する必要があります。出典を書き忘れると、盗作として扱われても文句は言えません。
引用文などでも、該当箇所を記すべきとされますね。
では、そういうものではないときは、どうするか。
ぶっちゃけ、パソコンのサポートをやってると、「ネット上にはこういう情報があるんだが」って言うことが、多々、あります。まあ、誠実に行くなら、そのことを言うべきなんですけども。
切りがないんですよね、それをやると。
ネット上にあったなら、もっと詳しい情報があるだろう。と、要求がエスカレートする人が、確実にいます。
で、そういう人たちは、自分が納得できる答えが出ないかぎり、納得しません。
それが出鱈目であっても、自分が納得できる答えなら信じる。そうじゃないものはウソ。というタイプなんですね。自覚もないけど。
そういう我儘な輩からの自衛手段として、出典を言わない。という方法も、あると思います。
ただ、この考え方って、誠実ではないですよね。真面目で純粋な人ほど、納得できない考え方です。
なので、そういう方々へ、わたしはこう言います。
納得しなくていい。上からの指導だからと割り切って、全部の責任は、そういう指導をする人間に押しつけろ。 上で出した「ネット上の情報」の場合は、 「なぜ、インターネット上の情報を参照する必要があったのか」を考えましょう。
手元に資料がなかったから。では、ありませんか?
そしてその資料は、「個人で用意するべきもの」でしたか?
サポートセンターとして契約した以上、すべての顧客に画一的なサービスを提供する必要があります。
どこまでやっていいのか、の線引きは、個人ではなく上司が用意するべき内容です。ということは、当然、それに関する資料は上司が用意するべき内容です。
その準備に不足があったから、貴方は仕方なく、インターネットを参照したんですよ?
だったら、あなたに責任はありません。それをせざるを得ない状況に追い込んだ環境に、一番の問題があります。
ね?
こういうふうに考えて、何も問題ないんです。事実だから。
個人サポートなら、相手の人と成りはわかってますし、「やり方が気に入らないなら契約は切る」の一言で済みますけどねー。いや、それ以前に「そういう人だし」の納得の上で契約か。
というのを、時折聞かれるのですが。
知らんわ、そんなもん。というのが本音です。
そもそも「危険な無料素材」って、何を指して「危険」って言ってるのか、それが分からないことには回答出来ませんよ?
で終わってしまっては記事の意味がないので、面倒ですが考え付く限り、書き出してみることにします。
1 無料と見せかけて有料な素材 これは問題ないですね。有料なら、お金を払う必要があります。お金を払うには、きっちりと要件を明文化しなければなりません。
WEB素材ページの注意事項を読み込めば、自ずと分かります。また、「お金を払えば手に入る」なので、お金を払わずに手に入ることもありません。
2 詐欺ソフトが入ってしまうような無料素材サイト これも本来は問題ないんですが・・・画面に出る文章をきちんと読んで行けば避けられます。まあ、それをしない人がひっかかるんですけどね。
3 情報を盗み取るような詐欺サイト これは、あれです。日本語としておかしいはずです。WEB上で変な日本語は、「他国の人間だから」おかしいのだと考えて間違いありません。
母国語+日本語なら、勉強中の可能性もありますが「日本語しかないサイトで日本語としておかしな文章」だったら、非常に怪しいものだと判断してください。
別に専門知識は要りませんよ?
日常の日本語として、変なものがあるはずです。
これらは、何れも「一緒に画面を見る」「サイトを隅々まで読み込む」のが危険を避ける方法となります。
まあ、あれです。説明書を読まないで怪我したら、それは本人の責任だよ。ってことですね。
…あれ?
……この3つくらいしか、思いつかないんですが…他に、何かありますかね?
ぜひ教えて下さい。
このタイプは、大きく二つ・・・三つに分かれます。
一つ目は、そもそもの理解が間違っていて、訂正されたら自分の考えと違うので、更に聞きなおして、また自分の知識と違うので・・・・と無限ループに陥る人。
二つ目は、聞きたいだけで、答えがほしいわけではない人。
勉強できるよアピールで、「質問するための質問」をするタイプですね。
三つ目は、「自分の言うことが正しい」という回答がほしくて質問を繰り返し、引きどころが見つからない人。
いづれも、メンドクサイです。すっごくめんどくさいです。だからと言って。
「質問がころころ変わりすぎて案内できない」
なんていったら相手は切れます・・・よね?
そもそも、そういうタイプだから、質問がころころ変わり続けるわけですから。
こういうタイプが切れると、とても面倒なことになります。
ということで。
あなたなら、どう言って、相手の意識をこちらに引き寄せますか?
まあ、身内相手なら怒らせて黙らせるとか、強引に割り込むっていう手もありなんですけどねー。
とりあえず、相手のプライドを傷つけると大変なことになるわけですから・・・
「ご相談いただいている内容が多岐にわたりすぎていて、案内が困難です」
「恐れ入りますが、一つずつ順番に答えさせてください」
ってところ、ですかね?
ああ、あと説明をさえぎって次の質問にいくようなら「まだ説明は終わっていませんが、よろしいですか」もありかな?
え、なし?
セキュリティ対策ソフトなどを入れ替える際、旧バージョン(または他社製セキュリティ)を削除した上で、新しいものをインストールします。
ただ、「旧版を削除する」ことを知らない人は、結構多いんですね。
作業を案内していると、「削除が完了しました」と出ているのに、これで全部終わった、と思う人がかなり、います。まあ、そう思わない人はサポート要らないんだけどさ。
さて、ここで問題です。
セキュリティソフトを新しくするため、旧作を削除したら、「これで終わったんですね」と満足げに言われました。
そのまま電話を切られそうな勢いです。
あなたなら、どう返しますか?
とりあえず管理人は「いえ、残念ですが、まだなんですよ」と応じます。「あ、いえ、」と詰まってたりすることもあります。
ほかには「残念ながらまだ半分終わっただけなんです」「まだ準備が終わっただけなんですよ」っていうのもありますね。
IDやPWの「認証エラー」が出たときなど、ですね。
慣れた人間は「認証エラー=入力ミス」と判断出来ますが、初めてインターネットを使う人や、パソコン自体初めて、パソコン知らない、タブレットしかないよ。という人たちは、その判断ができません。
てか、普段使う言葉ではないので、教えられない限り「ニンショウエラー? ナニソレ日本語?」になります。
短気な人だと「専門用語なんか知るか!つかうな!」な状態になるでしょう。
こまったことに、こういう方は「間違っている」とはっきり伝えると怒る人が多いです。まあ「知らないものを必死に入れてるのに間違っているとはどういうことだ!」という、誤解によるものなんですが。
え、どこが誤解って?
つまり、
こちらとしては「入れた文字が違う」ということを言っているんですが、相手は
「必死にやっているのに嘘をおしえられた」という誤解とか。
「自分は絶対に入力ミスなどしていないのに間違えたと決めつけるなど、どういう言い草だ」とか。
まあ、実際に間違っているからこそのエラーメッセージなんで、決めつけではなくて「厳然たる事実」なんですけどね。
それを認められるような人は、そもそも「認証エラー」と出た時点で、自分がミスったか、少なくとも資料がおかしいか、と気づいてくれます。
なので、「認証エラーって何、なんのこと?」と返ってきた場合は、要注意です。
では、そんなとき。
あなたなら、どんなふうに伝えますか?
私はこれをよくやらかしました。専門用語やめろって怒鳴られたこともあります。だから日本語だったつうに。
とりあえずそのおかげで、今は
「入力した文字がどこか違っていたみたいですね」と答えるようになっています。
不思議なことですが、「間違っていた」と言うと切れる人、少なくないんですよ。