スタート-設定-ネットワークとインターネット
→Wi-Fi:オフ/または無効となっているはずなので、クリックして「オン」に切り替える。
その下に「利用できるネットワークの表示」とあるはずなので、そこから利用したいSSIDに接続すればOK。
意地悪な言い方をすると、「無線=電波」であり、「電波は電磁波の一部」だから。です。
電磁波が何か? っていうのは、自分で調べた方が面白いと思うので、割愛。
電波は、実は「
電波法」で規定されています。
第2条第1号 「電波」とは、三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう。
ということです。ね、間違ってないでしょ。
ここで規定された電波は、周波数ごとに利用範囲が定められています。
一般に無線LANに使われる周波数帯は、もともと家電製品で使ってもいいとされた周波数帯に含まれる・・・というか、「家電製品の範囲内ならOK」ということで、その範囲内に収まるように作られたため、ぶつかって当然なんですね、実は。
ん? 家電の周波数帯がわからない?
とりあえず、電子レンジを見てみると、どこかに張ってあるシールに周波数帯が載ってるんじゃないかな?
A 電波の減衰が起こりやすい帯域を避けて、快適な通信が出来る帯域を利用出来るようにします。
ラジオの周波数帯を並べると、かなり限られた範囲に収まることをご存知でしょうか?
これは電波法の規定で、ラジオ局として使っていい周波数帯が定められているためです(しつこいけど、TVも一緒)。
同じように、無線LANも利用可能な周波数帯が定められています。
正確には、「家電製品と同じ周波数帯であればOK」という扱いだったため、日本国内では、2.4Ghlzで開発されました。で、これ実は、電子レンジ、冷蔵庫などの発する周波数帯も合致します。
Q 周波数帯が合致するとどうなるか?
A 互いに打ち消しあいます。つまり、電波が消滅します。 電波は、「電気の磁場とそれによって生まれる波動」です。ここでは磁場よりも、「波動=動く波」の特性が重要となります。(磁場があるだけでは、大した影響がないので)
波には「同じ強さの波とぶつかると、互いに打ち消しあう」という特性がありますが、電波も例外ではありません。つまり、「電子レンジが発生させる電磁波とWi-Fiの電波が同じ強さでぶつかると、互いに打ち消しあう」という、困った事態が発生します。まあ正確に言うなら、同じ強さというより、「同じ周波数」ですが。
電子レンジの電波なんぞは打ち消されても何の問題もないのですが、無線LANの電波が打ち消されたら?
電波は拾えているのにデータが届かないという現象は、こんな理屈で発生する場合が多いんです。
電子レンジがわかりやすいので例にあげましたが、冷蔵庫でも同じです。Wi-Fiの電波の通り道に冷蔵庫があると、ほぼ消滅すると思っていいようです(我が家がその状態なので。)
なおこの電磁波ですが、「電気を使う機器であれば、強弱に関係なく発生する」ということを、頭の片隅にでも残しておいてください。電池を使うような携帯機器でも、発生しますよ。何が影響を受けるか、どんな強さか、は別にして。
さらに言うと、これは「Wi-Fiの電波同士でも発生する」ので、通り道に家電がなくても安心はできません。
最近は無線LAN機器が乱立しているせいか、「とある機器は無線が拾えるのに、別の機器は欲しい無線(SSID)が見つからない。他のSSIDはいっぱいあるのに。」なんてことが、よくあります。
これも、電波の打ち消しあいの結果ですね。
電波を強くすることで安定する、というのは事実ですが、わざわざ周囲に喧嘩を売らなくてもいいと思うのです。要は自分が快適に使えればいいわけですから、影響を受けにくいチャンネル(周波数帯)へ逃げればいい。
ということで、無線チャネルを変更するのです。
・・ああ、理解できそうにない人に説明するときは、「他の電波がノイズのような状態になっているので、うまく受信できない、ラジオのノイズと同じようなものと想えばOK!」なんていう説明をするときもあります。
~(=^‥^)_旦~~ おまけ ~~旦_(^‥^=)~
無線の中継機器でも同じことが言えます。ただし、5Ghzで受け取った電波を2.4GHzで送り出す、なんていう電波帯またぎは、今のところ出来ませんので、注意しましょうね?
・電磁波コムというサイトがあってわかりやすいんですが、リンクは貼りません。
ゲーム機器からの電磁波が発がん性ありという研究結果を載せてるんですが、どういう状態であれば人体に影響が出るのか、とかそのあたりは書かずに、電磁波除去装置に力をいれてるんですよねー…。
・Wireless Zero Configuration
マイクロソフト社が用意した、標準的な無線LAN設定用のユーティリティ。
無線LANの子機や内蔵無線を使う際、メーカーが用意したユーティリティを使うのではなく、こちらを使うこともできる。ただし、メーカー側で競合を恐れて、このWZCを無効にする場合もある。
これは無線LANのドライバーではないので、混同しないように注意。
というものですが、まあたぶん、ほとんどの人は聞いたことがないんじゃないかな。
無線ドライバーとは、「無線アダプタの使い方」をパソコンに教えるためのプログラム。
ユーティリティは、人間が無線アダプタを使うためのソフトウェア。
と、解釈すると、分かりやすいかな?
A Wi-Fi とは、無線LANを利用出来る機器同士の通信を保証する、登録商標です。
無線LANとは、従来利用されてきたLANケーブルの代わりとして、電波を利用してデータのやりとりをする方式です。
<無線LANとは?>
LANケーブルの代わりに無線通信を利用して、データをやり取りする方式です。
「LAN=
Local
Area
Network」ということを頭に入れると、わかりやすくなるかな?
「Local Area =
限られた範囲」であり、「無線LAN=限られた範囲内での無線ネットワーク」となります。 この「限られた範囲」とは、ルータが管理出来る範囲のことであり、無線が届く範囲という意味ではない。ですからね? また、「LAN」という言葉に、
ケーブルを使うという意味はありません。
が、LANの仕組みが開発されたころは有線式しかなく、無線式は後発機能です。
なので、「LANで繋ぎたい」と言われたときに「有線ケーブル式」と判断するのは、普通に知識がある業者です。ちょっとこなれた業者は、「無線でいいか、ケーブルを使うか」と確認します。素人同然の業者は勝手に無線LANだと判断します。
要は、「ケーブルを使うかわりに電波を使う」というだけなのですが、スマートフォンの台頭でその原理すら知らない人間が販売しているという、ふざけた時代になってますね。 ちなみに、Bluetooth(ブルートゥース)は、Wi-Fiに含まれません。無線というだけで一緒くたにしちゃダメだよん。
PAN(パーソナル・エリア・ネットワーク/個人空間でのネットワーク)に含まれるので、LANからも外れるのです。 <Wi-Fi とは?> 本来は、「Wi-Fiマークのあるもの同士であれば、無線通信が出来ることを保証する。」という趣旨でのWi-Fiマークだったんですが、世界中に統一規格を広めたいという思惑もあってか、無線LANの代名詞となっているのが現状ですね。 ただし、あくまで「ルータとクライアント」、つまり「親機と子機」の間を保証するだけです。インターネットとの通信までは保証していません。当たり前ながら。 <無線LAN設定と、Wi-Fi設定はどう違う?>A 一緒です。・・・たぶん。
無線LAN設定は、無線ルータとクライアント(パソコン、タブレット、スマートフォンなどの子機)を通信させる設定のことです。
Wi-Fi設定は、このすべてに「Wi-Fi認証マークがある」という言葉がつきますが、やってることは同じです。
つまり、「接続保証のある機器同士をつなぐ」のがWi-Fi設定であり、「接続保証のない機器をつなぐのは無線LAN設定」ということです。
これが出来たからといってインターネットに繋がるわけではないので、混同しないよう注意しましょう。<結局、Wi-Fiってなに?>・「ムセンラン」という言葉を聞きなれない一般人にも広めやすいように作りだされた言葉。です。勝手にほかのことに使われないよう、商標として登録された。というものですね。
無線LAN という言葉は、日本語です。英語にすると、WirelessLAN。
みりゃわかるじゃん、聞けばわかるやん、と思うんですが、パソコン類に縁のなかった方々には「MUSENRAN」と「WAIYARESURAN」というわけのわからないもの、として認識されることが非常に多いです。そんな中で広めるには、もっと簡単な言葉として作ってしまおう。ということで、「Wi-Fi」という言葉が作成されたといわれています。
以前に書いた記事[
WI-FI]もどーぞ。
さて、ここで一つ、問題です。
Q 「テザリング」は、Wi-Fiに含まれるでしょうか!?
A 含まれます。(
テザリングもWi-Fi?/バッファロー)
本文の説明を読んだなら、予想がついたかと思います。
あくまで「スマートフォン」と「その他のWi-Fi対応機器」をWi-Fi通信する。という機能です。スマートフォンから先がどんな通信方法であっても、関係ないのです。