識別子:@マークがついてるやつ。
インターネット接続設定で使う。
拡張子:3文字か4文字で、[.]ドットの後ろにある文字。
Mac以外のOSで、ファイルの種類を判断する際に使う。
ファイルをWクリックした際に自動的に立ち上げるアプリケーションを指定する機能。
自分で指定した場合、本来は対応していないソフトが立ち上がるように設定することもできる。
これを自覚なしに失敗すると、ワードファイルを開こうとしているのにペイントが開いたり、写真を見たいのにアクロバットが開いたり、という症状が発生する。
・・・理屈を知っている側からすると、どうして自覚なしに変更出来るんだよ、っていう謎なわけだが・・・。
<関連付けの変更方法>
1 ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択。
一番下の「既定のプログラムの選択(C)」をクリック。

2 使いたいプログラムがここにあれば、それをクリックします。
無い場合は、右下の「参照(B)」をクリック。

3 ここから先は自力で該当するexeを探して指定しましょう。

・「かくちょうし」とは、ファイルの種類を識別する際に使用される[.]とそれに続く文字列のこと。 ただし、MacOSはこの仕組みを採用していないので、拡張子の概念がない。
MacOSでは、ファイルに情報が書き込まれているために拡張子が必要ないということだそうです。近年は、Windowsとの互換性を狙ってか、Mac製ファイルでも拡張子がつくようですが。・拡張子の文字列は3文字、あるいは4文字で構成される。 一般的に3文字が多いが、これは単なる慣習で、業界内ルールがあるわけではないらしい。
マイクロソフトオフィスでは、2007以降で作成したファイルは、末尾に[x]をつける4文字の拡張子を採用している。
・拡張子を必要とするのはOSである アプリケーション(ソフトウェア)側は、拡張子がなくても気にしません。全く平気です。間違ってても大丈夫です。
→
◇OSと拡張子の関係・拡張子の役目 OSが、そのファイルを起動するためのプログラムを判断するための目印。
→ファイルの関連付け ファイルアイコンが拡張子ごとに違うのは、人間用のオマケに過ぎない。
→☆拡張子で遊んでみよう
・大文字/小文字の区別 PC上では大文字/小文字の区別が可能だが、同じものとして扱っている。
WEBでのデータでは別物として扱われるので注意が必要。
これは、サーバに採用されるOSがリナックス系列であることが多いため。OSの特性ともいえる。
拡張子の主な役目は「アイコンを表示すること」と「関連付けられたソフトウェアを立ち上げる目印になること」の二つ。
昔々、Macが日本に進出してきたころは、「Windowsのファイルでも、インターネットを通せばMacで見られる」という謎なうわさが飛び交ってました。
たぶん、この拡張子関連のうわさだと思うんですが・・・真相はなんだったんでしょうね?
【HFS】 Hierarchical File System
MacOS 3.1 で採用され、それ以降の標準ファイルシステムとなっている。
・ファイルの内容を格納する領域(データフォーク)と、ファイルについての情報を記憶する領域リソースフォーク)があり、ファイルの種類などが記憶される。
そのため、他のOSとは違い、「ファイル拡張子」の概念がない。
【HFS+】HFS PLUS
MacOS 8.1 から採用された、HFSの上位互換。10.x以降の標準としても継続利用されている。
作成できるファイル数の上限撤廃、ファイル名が最大255文字、ファイルサイズ/ボリュームサイズの上限も2TBから8EB(エクサバイト)まで引き上げられている。
MacOS 8.1 [Jaguar] では、ジャーナリング機能が追加された。
【HFSX】
MacOS 10.3 [Panther] では、ファイル名やフォルダ名の大文字/小文字を区別するオプションが追加されている。
これを有効にしたフォーマットを[HFSX]ということもある。
【.MTS】 AVCHDで記録された動画のファイルに付く拡張子。
ビデオカメラなどで高画質動画(ハイビジョン)を撮影すると、これになる場合が多い。
Windows Media Player12ではそのまま再生出来るので、Win7以降のPCは簡単に再生出来る。
VISTA以前のPCで再生するには、対応するプレイヤーとコーデック、あるいはファイル変換を必要とする。
<おまけ>
この拡張子を[mpg]に書き換えると再生出来る、という噂があります。
これは実際にあります。
一言で言うと、.mtsの関連付けがされていないけれど、.mpgはWMPに関連付けされているから。なんですね。
実はわざわざ変えなくても、WMPを開いて置いて、.mtsを放り込めばOKです。
ただし上記にあるとおり、WMP12以降ですけどね。