CTU 【加入者網終端装置】
・フレッツ光プレミアム専用のブロードバンドルータもどき。無線機能はない。
・IPSecとラディウス認証方式の端末であり、極論を言ってしまえば、「プレミアム回線専用のHUB」である。
・プレミアム契約中は、これを取り外すことはない。
正確に言うなら「外せるが、他社のルータを繋いでも使えない」という状態になる。
・CTUに設定する情報は、NTTのサーバ内で管理されている。
内容を変更するには、契約上の設置場所から、CTUを通してログインする必要がある。
この仕組み故に、「CTU本体のスイッチで初期化しても、ISP情報などは消えない」という特性を持つ。CTUの故障などで交換しても、情報はサーバ内に残っているので、ちょっとだけ手間が省けるかもしれない。
・CTU設定には、NTT西日本が発行する「お客様ID」「アクセスキー」を必要とする。
・設定ページを開くには「
https://ctu.fletsnet.com」へ、ブラウザからのアクセスを必要とする。
デフォルトゲートウェイを叩いても、ログイン画面は出ないので注意(とあるグローバルIPアドレスを叩くと入れるが、非公開)。
・設定画面に入ると、接続先が複数登録出来るようになっている。
が、あくまで簡易ルータなので、PC1からの通信をISP1、PC2からISP3、という使い分けは出来ない(設定は出来るが保障されない)。
・特筆すべき点として、”IPV6通信をIPV4通信に変換する機能”がある。
これはNTTのセキュリティ対策ツールのアップデートなどに利用されている。
とは言っても、NTTの閉域IPv6網(地域IPv6網)から送られてくるIPV6信号を、IPV4に変換しているだけなので、通常のインターネット利用には何の影響もない。
それに加えて、現状ではまったく生かされていないに等しい。せいぜいが、NTT網内での実行速度計測に使えるだけである。
Windows2000のMSサポートが打ち切られる以前は、NTTの無料セキュリティソフト(セキュリティ対策ツール)が使えていたが、すでに対象OSから外れているので、やっぱりメリットはない・・・。
なお、光ネクストへ切り替える場合、このCTUとホームゲートウェイルータを入れ替えることになるのですょ。
けど、利用者が減ったせいか、速度に不満はないんですよねー。
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