・NTT西日本が、「フレッツ回線契約者向け」に用意したセキュリティ対策ソフト。
実態はウィルスバスタ(クラウド)のOEM。
光コラボ回線も、NTTの回線なので対象となる。
<対象OS> Windows系 MSサポートがあるOSの最新版/SP要
AndroidOS 最新版
インストール後にサポートが打ち切られても、いきなり動かなくなるということはありません。
<対象回線> 光ネクスト/隼、フレッツ光ライト、光プレミアム、Bフレッツ、フレッツADSL
ただし、Bフレッツについては新規契約申し込み終了に加えて新規回線自体も終息に向けて動いているため、実質利用不能。
<利用環境>◇光ネクスト/隼、ADSL、Bフレッツ
・IPv6通信が利用可能であること
無線LAN環境でも利用可能だが、「無線LANを通して、IPv6通信が可能であること」が条件になる。
また、アップデートは「契約者の光回線を経由している場合」に限られる。
◇光プレミアム
・CTUをメインのルータとすること
最新版でなくてもいいなら、アップデートのときだけLANケーブルをつなぎかえるという方法もある。
<仕組み>・NTTのIPv6網内に用意された専用サーバーから、更新データをダウンロードする
これは外部からも接続可能なので、YBBのルータを利用していても、IPv6通信さえ可能なら利用OK。
逆にいえば、IPv6通信が出来なければ利用出来ない。一部の有線専用ルータや、古い無線ルータでは注意が必要。
<無料ライセンス>・フレッツ光ネクスト、フレッツ光プレミアムに用意された、PC1台分の無料ライセンス。
◇光プレミアムとセキュリティ対策ツール・CTUがIPv6の信号を受け取り、IPv4信号に変換した上で、ローカルエリアネットワーク内に配信する。
そのため、CTU直結か、ブリッジにしたルータの配下でなければデータが受け取れない状態になる。
◇光ネクストとセキュリティ対策ツール・IPv6網を通してデータが配信されるデータを受け取るだけなので、IPv6パススルー対応の機器であればメーカー問わず利用出来る。
ただし、無線経由での利用の場合、ルータ側の設定変更が必要なこともめずらしくない。
◇光ライトとセキュリティ対策ツール・条件はネクストと同じ。
ただし、データの受信は通信量として扱われるので、ほぼ毎月、高額な方の請求が来ることになる。なので、ライト回線でセキュリティソフトを使うくらいなら、普通のネクストに切り替えるほうがお勧め。
◇光コラボとセキュリティ対策ツール・セキュリティ対策ツールは光コラボでも利用可能。
ライセンスプラス(追加ライセンス)をコラボ事業者へ申し込めばOK。
◇光コラボと無料ライセンス・転用継続のコラボ回線
事業者によって継続可否が分かれる。
利用出来る業者でも、シリアル番号が変わるので再インストール必須。
・新規契約(転用新規)のコラボ回線
無料ライセンスは付随しない。
・
初期設定用のCDでインストールするが、その際、検出した「他社セキュリティソフトをアンインストールする」。という警告が出る。 まあ、警告に気付かずに「削除するなんて知らない」という人も少なくないけど。
ちなみに、この検出は絶対ではなく、見逃されるソフトもある(ウィルスセキュリティゼロ系)。
本人も知らぬ間に二重セキュリティの状態になったりも、ときにはある。
そうなったらセーフモードで両方を削除し、使うほうだけ再インストールすることになる。
手順としては、「セーフモードで起動し、後から入れた方を削除」するのが楽。
・回線を問わず、アップデートが出来なくなる場合がある。 その場合は、ホームゲートウェイや無線ルータ、CTUのそれぞれの電源を抜き、「上流から下流へ」の順で電源を入れなおすと回復する場合も多い。
これはソフトというより各ルータ側の何かですけどね。
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