【ISMバンド】
・産業(
Industry)、科学(
Science)、医学(
Medical)に向けて割り当てられた、免許なしで利用出来る周波数帯域。※1
・当初は[2.4GHz帯]がISMとして割り当てられていたため、ラジコン、Wi-Fi機器、Bluetooth、コードレス電話、電子レンジなどの家電製品、携帯電話、などがこの帯域を使用する。※2
・2012年7月25日から、920MHz帯が追加されている。
※アマチュア無線は免許(講習と試験あり)が必要。
業務用無線も免許必要(講習は不要)。
そのほか、携帯電話の基地局とする小型無線基地局(名称どわすれ・・・)も申請が必要。これは通常、キャリアが申請し、置いてある人は単なる管理人という位置づけになる。
※2
電磁波に限らず、「波長/波」には、「同じ波長でぶつかると相殺しあう」という特性がある。
そのため、温め中の電子レンジなどが発生させる電波とWi-Fiの電波がぶつかると、ほぼ確実にWi-Fiは負けてしまう。
冷蔵庫やTVなども電磁波を発生させているので、Wi-Fi電波の通り道にあると、減衰の原因になる。
これを避けるため、Wi-Fiルータには「使用チャネルを自動で選定する(=周波数帯をずらす)」機能を持っている。
あ、そうそう、この「波長がぶつかると打ち消しあう」原理を利用して、環境音を排除するヘッドフォンを作ったのがSonyですね。
- 関連記事
-