無線利用時に、不意に電波状態が悪くなることがあります。
そんなときには「無線channelを返ると良い」というアドバイスをよく見かけますし、実際それが有効な場合は多々あります。
が、チャンネルをどう変えればいいのかという理屈になると、ほとんど説明されていないことが多いんですね。
まず、いわゆる無線LANに使われる無線チャネルは
・中心周波数から両側に11MHz、合計で22MHzの幅が、一つのチャンネルとなる。 …意味わかんないですね。
ということで、図解を作ってみました。
あ、画面表示の都合でめっちゃ小さいです。クリックで大きい画面が出るよ。
【2.4GHz帯】

上記の図解で、同じ色は帯域が被らないようにしてあります。
「絶対確実にチャンネルをずらしたい」なら、同じ色を選びましょう。5チャンネルを飛ばすことになります。
【5.0GHz帯】

こちらは最初から被らないように規定されています。なのでどのチャンネルを選んでもOK。
ただし、5GHz帯は後から認可された帯域のため、古いタイプの無線LAN機器では利用できないものが珍しくありません。
また、特性として「波長が長いが、その分他の無線の影響を受けやすく、また障害物に弱い/減衰しやすい」ため、いいことばかりとは言えないので注意しましょうね。
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