Wi-Fiの設定(無線LANの設定)とは、あくまで「LANケーブルの代わりとして、無線を使ってネットワークにつなぐ」ための設定です。
インターネットをつなぐための設定と勘違いしている人が非常に多いようですが、違います。
言い換えるなら、「電波を発信している機械につなぐ」ための設定ですね。この機械を「無線ルータ」と言います。
ここを混同すると、「無線LANに異常がある」のか、「インターネット回線に異常がある」のか、判断が出来ません。
まあ、普通はルータの設定画面を調べればはっきりするので、何とかなりますが。・・・ルータ本体の設定については、[(´・∀・)? ルータの初期設定って? (08/16)]へどうぞ。
Wi-Fiの設定には、いくつかの種類があります。
まず、「家庭内のWi-Fiにつなぐ」ための設定。
次に、「モバイル回線につなぐ」ための設定。
最後に、フリーWi-Fi(無料Wi-Fi)につなぐための設定。
<家庭内のWI-FiIにつなぐ設定> これは、いわゆる無線LAN設定(Wi-Fi設定)と言われるものです。
ルータ本体のSSID、それと対になる暗号化キー(パスフレーズ、パスワードとも)を端末側に登録することで、無線LANを使用可能にします。
ルータを使うので、この設定のほかにISP設定も必要となります。
<モバイル回線につなぐ設定> 設定としては、家庭内のWi-Fiをつなぐ方法と同じです。
ルータの設定は、モバイル会社からレンタルする方法と、自分で用意する方法(NTTなどの光回線を引いているなら、そこからレンタルも可)。
いずれの場合も、ISP設定の代わりにLTE(3G)の設定と、SIMカードを必要とします。
<無料Wi-Fiにつなぐ設定> この方式は、Wi-Fiにつなぐこと自体には、設定不要です。簡単に言うと、
電波が拾えたら勝手に繋がります。 面倒なのは、自宅でこの電波が拾えたりすると、勝手にそれに切り替わっちゃうことです。ある程度は、SSIDの設定で「自動接続しない」という指定も出来るんですが。 そして厄介なことに、この無料Wi-Fiの中には、
ユーザー登録をしないと、インターネット画面が開かないものや、
クローズドネットワークであり、インターネットにつながっていないものがあります。
後者はまあ、インターネットが見られないだけなので、たいした問題は起きません。
前者は有料のポイントを買わされることもあるので、注意が必要です。・・・ユーザ登録だけで無料のとこもありますけどね、FC2みたいに。
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