読み方:ひかりでんわ
注意 :「ひかり電話」だと、NTT東西の商品名です。商標かどうかは知りませんが。
<特徴>
従来のアナログ回線に替えて、光回線を利用しての通話を可能としたもの。
電話番号は個人の自由ではなく、回線会社の裁量。ひかり電話専用番号は、NTTの市内局番に縛られないので、住所逆引きはけっこう困難。
<仕組み>
・電話機は、ホーム・ゲートウェイと電話線で繫ぐ。
・送話時は、電話機から音声信号を受け取ったホーム・ゲートウェイが
光信号に変換し、IPネットワークへ送り出す。
IPネットワークは、電話番号から相手先を判断し、光電話であれば相手先のホーム・ゲートウェイへ。ひかり電話以外であれば、それぞれのサーバーへ信号を送り届ける。
・受話時には、受け取った光信号をホーム・ゲートウェイが音声信号に再変換して電話機に送り届けるのみ。
また、光電話と光インターネット通信は一本の光ケーブルに同居しているが、互いに被らない領域を使用するように設計されているため、一方の利用が他方に影響を与えることはない。
ホーム・ゲートウェイのルータ機能は、IPネットワークとの送受信と、電話機ポート-ホーム・ゲートウェイ間の通信のため、必須となる。
→そのため、停電時などは電話が使えなくなります。・・・が。いまどき、電源がいらない電話機がある家庭は珍しいんぢゃないでしょうか。
この仕組みだと、ISPを通すわけじゃないので、ISP接続(インターネット接続)の機能は不要だったりします。
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