標本化(ひょうほんか)またはサンプリング
・連続信号を一定間隔で測定し、離散信号として収集すること。
アナログ信号をデジタルデータとして扱う(デジタイズ)場合には、標本化と量子化が必要になる。
標本化によって得られたそれぞれの値を標本値という。パルス符号変調などで用いられる。
量子化(情報技術)
・信号処理や画像処理において、信号の大きさを離散的な値で近似的に表すこと。
大きさを表すのに用いるビットの数を量子化ビット数と言い、これが増えるほど微細な大きさの違いを表現することができる(量子化誤差が減る)が、データの量が増える。
データ圧縮においては、量子化ビット数を減らすことによりデータ量を減らすことができるが、量子化誤差は大きくなる。
符号化
・デジタル処理・伝送・記録のための、情報のデジタルデータへの変換方式のことである。変換されたデータを符号と呼び、符号から元の情報へ戻すことを復号と呼ぶ。