【FAT】
File Allocation Table ハードディスクやフロッピーディスクにファイル(データ)を保存するときに使われている仕組みのひとつ。
・ファイルが保存されている場所を、一覧表のようにして管理する。
・いくつかのバージョンがあり、数字が大きいほど管理できるデータが増える。
【Fat16】
Windows 95まで使われていた方式。
・2GBまでしか管理できないため、それ以上の容量がある場合は複数のパーティーションに分ける必要がある。
◆数値は間違ってません。1ケタですょっ><
【FAT32】
・後期の Windows 95(ORS2)や Windows 98 で採用された方式。
・Windows2000,XP,Macintosh、Linux でも利用可能。
・4GB以上のファイルは扱えない。
・新規のフォーマット作業では、意図的に32GiBまでの制限が設けられている。そのため、32GiBを超えるサイズのボリュームを作成するには、サードパーティー製のフォーマットツールを利用する必要がある。
【NTFS】
NT File System・Windows NT/2000/XPで使われるファイルシステム。
・MacOSに於いては、OSX以降であれば、必要なプログラムを追加インストールすることで利用可能になった。
・複数ユーザがアクセスするサーバでの運用を念頭において設計されているため、アカウントごとのアクセス権設定機能を持つ(FAT/FAT32ファイルシステムにはない)。
Windows 2000以降で使われているNTFS(NTFS 5、NTFS 2000等)はジャーナリングファイルシステムとしての機能を持つようになり、突然の停電などに見舞われた時にデータが失われる可能性が低くなっている。
また、Windows 2000のNTFSでは、ファイルシステムレベルでの暗号化なども可能になっている。
【パーティーション】
1台のハードディスク内部を、複数の領域に区切ること。一部データが破損しても、パーティションで区切ってあれば他の領域は無事であることも多い。
・Windowsは、通常CドライブにOSをインストールします。そのため、追加インストールするソフトウェアも、大半はCドライブ内にインストールするように設定されています。
市販のPCは、1台のHDDを[Cドライブ][Dドライブ]にパーティション分けし、CドライブにOS(リカバリ領域含む)をインストールしてあるものが大半です。
また、ピクチャフォルダなどもWindowsフォルダ内に出来るため、Cドライブに格納されます。そのためにCドライブが圧迫されて、でもDドライブは空っぽ、なんてこともあったり。 ていうか、システムフォルダは肥大するにきまっているのに、Dドライブの2割以下しか用意しないという考え方は如何なものだろう。
参考先:
日経PCオンラインDELLサポートfaqMac Fan.jp
【実体験】
・1台のHDDをC、Dに区切ってあるノートPCで、OSが死んだことがあります。その際、Cドライブのデータ(お気に入りなど)はサルベージできませんでしたが(アクセス中に、必ずPCがフリーズするので)、Dドライブデータは意外とあっさりすくい上げることが出来ました。
ノートPCから、物理的にHDDを取り外す作業を「あっさり」と言っていいなら、ですが。
【今は昔のハードディスク】
今は昔、Windows95や98が主流だったころのハードディスクというのは、1GB何万円、の世界でした。
私が持ってたのが、「5インチダブルハイト10GB」のHDDで、当時のお師匠さまが「どこぞで廃棄された業務用コンピュータから引き抜いた」ものでした。
ダブルハイト=「2台分の高さ、厚み」と思ってもらっていいんですけど、当時のHDDって、今のものから見たら分厚いんですよ。実質、4台分積み重ねたに等しいサイズで、重かったなー…。
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