【フレッツ光】
・光ファイバーを敷設し、インターネットを利用することを目的とした、NTTの商品で、使い放題の定額制。
公式には「フレッツ光=インターネット接続サービス」とあるが、実際にはISP契約を必要とするため、NTT回線の工事だけではインターネットは使えないことに注意。
・Bフレッツ
戸建であればONU、集合住宅であれば集合装置+VDSLを経由してインターネットを利用する。
接続は広帯域、またはルータを必要とする。
光電話、ひかりTVに対応していないため、使うなら光プレミアムまたは光ネクストに回線変更がいる。
・プレミアム
戸建であればONU+CTU(光配線)、集合住宅であれば集合装置から電話線を経由してVDSL+CTUに配線する。
CTUが簡易ルータとなる。
光電話に対応しているが、上記に加えて光電話用VOIPアダプターを設置することになる。
ひかりTV対応。
・ネクスト
光電話利用であれば、光電話対応のHGW、不使用ならONUによる配線。
光TV利用であれば、光TV対応のHGW
光電話使用+無線であれば、HGW+無線LANカード(専用品のレンタル)、もしくは個人で無線RTを用意することになる。
光電話使用なし+無線であれば、無線RTを用意することになる。NTTに任せると、W200(光LINK)を売ってくれるかも?
【フレッツ光ライト】
・2段階定額制。注意点についてはフレッツ光とほぼ同様。
利用料の少ない月は低額、多い月も課金上限値を超えることはないが、その場合の金額はフレッツ光ネクスト(定額制)の月額料金より高額になる。
無料提供されるセキュリティ対策ツールは、IPV6網からのデータ提供だが「2013年よりV6網でのデータも通信量に含まれる」ことになったため、結構簡単にオーバーするはず。
なお、使用料の大まかな確認は「スタートアップツール-サービス申込」から、お客様IDとアクセスキーを使ってログインした画面で可能。

以上を逆に考えますと、「デジタルチューナを買わずにフレッツTVで見る(月額追加)」ですとか、「インターネットはいらないけど、光電話だけほしい」ということも、可能ですわ。
まあ、金額を冷静に見ますと、微妙だと思われますが。
Q:ケーブルだと全部やってるのに、NTTだとなんでISPが別になるの?
A:独占禁止法絡みです。本来はNTTによるISP紹介も「公平な競争を阻害し、客がISPを選ぶ権利を失わせる」ため、グレイゾーンらしいですわ。
まあ実は、OCN(NTTコミュニケーションズ)とか、Plala(NTTぷらら)がありますが。
Q:ネクストの200Mって、出る?
A:理論値です。ISPの環境にも左右されるし、データがおいてあるサーバにも左右されるし。・・・パソコンの受け口が100Mだったら出ませんよ。
ただ、付属の速度計測サイトで400Mbpsという数値を叩きだしたのは見た。・・・ありえんっ><
・・・まあ、1秒に送れた量の掛け算計測だから、なんかの間違いだと思うけど。
実効で秒間10M出ていれば、動画は観賞に耐えうるレベルですし、気にしない方が精神衛生上はおすすめです。
Q:ネクストからネクストハイスピードに変更って?
A:100MBpsと200Mbps、二倍になるように思えますが、実際には「体感出来ません」よっと。
NTTから無償で変更というのなら価値はありますが(たぶん機器更改だから)。
Q:で、ライトってどうなん?
A:動画を見ず、ごくたまに調べものとかメールを見るだけ、なら有用。メールに高画質写真とかついてると怪しい。
セキュリティソフトの更新データもバカに出来ないよ。NTTのセキュリティ対策ツール使うなら計測外らしいけど。
他社セキュリティソフトで、更新しないってのは却下な。
あとは、光回線の使用料に見合うかって話。携帯やスマフォでいいんぢゃないかなー、定額制あるし。
Q:ん、スマートフォンってWi-Fi使った方が安上がりで高速って聞いたけど?
A:スマフォでWi-Fi使うなら、素直に通常の定額制フレッツにするべし。PSVITAのWi-Fiも同じ。ゲームの転送量なんか、あっさり200M超えるから。
雑談
・フレッツ光の発売開始当初、名古屋市内では地下鉄を利用して敷設したため、意外なところが光ファイバーに対応していたりしました。当時は月額で1万円を超えていたので、ここの管理人はフレッツADSL(基地局まで4KM越)で頑張ってました。
ちなみに管理人宅は、寝てるときに地下鉄が通ると地下から音がしてたんだぞ。最近はなんか全く聞こえなくてさみしいけど。
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