【インターネットゲートウェイ】
・ネットワーク接続において表示されることがあるアイコン。
表示する、しないはパソコンの設定次第なので、出ないパソコンもある。 通常は、使用中のルータを示している。 なお、このマークがあってもなくてもインターネット接続に影響はない。 また、「インターネット接続」ではなく、「使用しているルータの型番」が表示されることもある。
このマークが出てからインターネットに繋がらなくなった場合は、ルータの設定やセキュリティソフトの設定が間違っていると考えるべし。 |  |
・VPN(仮想専用線)を利用しつつ、インターネットも利用する場合の出入り口。
サーバを立てる、KDDI、SOFTBANKに申し込むなどして利用する。
ちなみにゲートウェイという言葉については
こちらを。OCNの解説ですが、最後の段落を読むと納得
インターネットゲートウェイを表示させない方法(For Windows XP)
◆初心者向けな方法:触っちゃダメ。
◆中級者向けな方法。
1 [スタート]―[コントロール パネル]―[ネットワーク接続]
└[ネットワークとインターネット接続]―[ネットワーク接続]
2 ツールバー上の[詳細設定] ― [オプションネットワークコンポーネント(O)] をクリック
3 [ネットワーク サービス] ― [詳細]
4 [ユニバーサル プラグ アンド プレイ]/
[インターネット ゲートウェイデバイスの検出とクライアントの制御]
5 [次へ]―[完了]。
◆上級者向けな方法
1 プログラムの追加と削除―[Windows コンポーネントの追加と削除]
2 [コンポーネント]―[ネットワーク サービス]―[詳細]
3 [ユニバーサル プラグ アンド プレイ]/
[インターネット ゲートウェイデバイスの検出とクライアントの制御] のチェックをOFFにする。
4 [次へ]―[完了]。
ただ、このWindowsコンポーネントの追加と削除って、「追加する」のか「削除する」のか、未だにわからないんですよねー…。
【Tunnel adapter ローカル エリア接続】
・IPv6で使用する機能。
[6TO4 Adapter]
[isatap.{XXX]
[Microsoft 6to4 Adapter]
[Microsoft ISATAP Adapter]
[Teredo Tunneling Pseudo-Interface]
の五種類がある。
表示したくない人は、プロパティからチェックを外すと止めることが出来ます。
サポートはしないので、リンク先の参照も自己責任でどうぞ。
【ワイヤレス・ゼロ・コンフィグレーション/Wireless Zero Configuration】
・Widows用に開発された、無線LAN接続ユーティリティ。
各無線LANメーカーが開発するユーティリティの乱立を防ぐため、マイクロソフトが開発した標準ユーティリティ。
無線LANのドライバそのものはメーカーが用意したものを使うが、設定はこの標準機能で可能となる。
→もっとも、メーカーはそんなこと知らないよ的にユーティリティ作ってますけどね。 なお、この名称は WindowsXPとVISTAのみ。Windwos7では[WLAN AutoConfig]に変更されている。
おまけ・XPでの画面。

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| 【NAT】Network Address Translation ・IPアドレスを、別のIPアドレスに変換する技術。 主にプライベートネットワーク環境のホストから、インターネットにアクセスするために利用される。
【NAPT】Network Address Port Translation ・NATの機能(IPアドレスを別のIPアドレスに変換する)に加え、ポート番号の変換も行う技術。 ポート番号とは、インターネット上で使われる各種機能(メール、ブラウザ閲覧など)ごとに定められた通路(出入り口)のようなもの。
【IPマスカレード】 IP Masquerade ・NAPTに同じ。 リナックス(フリーOS)に置いて実装された際に、この呼び名に変わる。 [Masquerade]には「仮装、見せ掛け」という意味があるため、[外部に対して、複数のIPアドレスがあるように見せかける]という意味かな?
【PAT】Port Address Translation ・NAPTに同じ。 シスコ社のルータ独自の呼び名。 | |
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[NATの考え方]
・1つのグローバルIPアドレスを、複数のノード(機器)で共有する際に使用される。
家庭内(或いは組織内)でのみ通用するIPアドレス(ローカルIPアドレス)と、インターネット上で使われるグローバルIPアドレスを、透過的に相互変換することで実現される。
「透過的=先が見えること」でもあるので、まあ
、[機器Aからの要求の答えは、機器Aにのみ返される]という感じでいいかと。
世界的に不足しはじめたIPV4アドレスを節約することが出来るが、一部のソフトウェアが正常に動作しなくなるなどの制約がある。
ただし、それなりの設定をすれば、たいていの場合は利用可能になる。
[NAPTの考え方]
・ポート番号とは、特定の通信をやり取りするための出入り口です。
それぞれの番号に対応したプログラムがあり、通常はその番号以外での通信は出来ません。
たとえば、ペットの様子を見るためや、防犯のためのWEBカメラがあるとしましょう。
「外出先からもインターネットを通してみることが出来る」という売り文句で購入したのに、いざ見ようとすると「自宅のPCからは見えるのに、外出先からは見えない」という状態になってしまう。
これは、インターネットを見るために使う機能(ブラウザ)と、WEBカメラの映像を見るために使う機能が、別々に処理されるためです。
インターネットからカメラの映像を見るには、インターネットブラウザからアクセスする方法が一般的です(専用ソフトを使う方法はパスね)。
しかし、ルータにWEBカメラをつないだだけでは、「ルータと直接つながっているPC」からの命令は通るかもしれませんが、「ルータの向こう側にあるインターネット」からの命令は、通りません(それが簡単に通ったら、いたずらし放題ですからね?)
ということで、ルータにWEBカメラの存在を覚えてもらう必要があります。=IPアドレスの固定。
覚えてもらったら、ブラウザからの命令を受けつけて、返事をもらえるように設定します。=ポート変換。
最後にインターネット上から、WEBカメラにアクセスして、やっと見えるようになります。=グローバルIP+何か。
◆ポート番号については、また別記事をあげますねー。
http://www.asi.co.jp/techinfo/unix/nat.html
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/ccnatai31/01.html
【IPマスカレード】IP Masquerade(By Linux)
または
【NAPT】Network Address Port Translation (By Windows)
・インターネットを利用する際に、ひとつのグローバルアドレスを、LAN内にある複数の機器で共有するためのアドレス変換(NAT)の一種。
IPアドレスに加えてポート番号も変換することで、共有が可能になっている。
利点 利用できるグローバルIPアドレスの数より多い機器から、同時にインターネットにアクセス出来る。
欠点 インターネット側から、LAN内に直接アクセスが出来ない。
◆欠点が影響するのは、
・LAN内のWEBカメラを、外出先のインターネットから見る
・ホームページのあるサーバをLAN内で管理している
・支店同士などで、インターネットを通してデータのやり取りをする
ときなどです。
あとは、オンラインゲーム。一部のプレイヤーは悩まされることがあるみたいね?
IPマスカレード処理をするルータには、この欠点を処理するための機能が搭載されているものが大半です。
「ポートフォワード・ポートフォワーディング」「仮想サーバ」などと呼ばれる機能が該当します。内容的には、
・特定のポート番号による通信を、LAN内の特定の機器に結び付けて、条件に合致する外部からの通信を許可する。
ものです。設定する際には「ポート開放」ということが多いかも。
おまけ
・[IPマスカレード]という呼び方は、Linuxに搭載された機能の名称。ですが、何故かWindowsユーザにも広まっているらしい。
ちなみに[マスカレード]には、「仮装、見せ掛け」という意味がありました。
・NATの[トランスレーション]は、本来の意味が「翻訳」、PC用語で「変換」という意味を持つようです。
追記というかたぶんこの記事書きかけ放置。
NATはグローバルIPアドレスとLAN内のプライベートIPアドレスを1対1で変換するのに対し、IPマスカレードでは複数対1で変換する。